海外旅行鈍感化に対する取り組み!

観光庁に発表されたデータによりますと、2024年度、出国した日本人数は2019年の2,008万人に対して1,301万人と3割以上少ない状況!2024年時点で日本人のパスポート保有率は17%、2019年比では15%減と海外への関心も薄れつつある……

観光白書から読み解く観光業の「未来予測」👈

弊社は「台湾専門のアウトバウンド旅行会社」として、今後は次のような方針で取り組んでまいります!

オンラインでの情報発信を通じて、具体的なニーズを持つお客様に対し、より専門性の高いサービスをオーダーメイドでご提供し、“数”よりも“質”を重視することで、生産性の維持を図ってまいります!

🎯 今後打つべき対策(方向性と具体施策)

①【再興】パスポート保有率の低下=“新規海外旅行者”の発掘

▶ ターゲット再設定+教育型マーケティング
  • 海外未経験者/初心者向け台湾旅行特集:「初めての海外旅行は台湾にしよう」

    • 短時間フライト・治安・日本語OKなどの安心感を強調

  • 台湾=“日本の延長”感を逆手に取る

    • 海外に不安がある層に「国内旅行感覚で行ける海外」として提案


②【深化】海外旅行リピーター・台湾経験者に向けた再訪促進

▶ 「深掘り」型プロモーション/台湾の再発見
  • “2回目以降の台湾”向けコースの充実

    • 花蓮・台東・屏東・離島(澎湖・金門・蘭嶼)など未訪エリア訴求

  • テーマ型旅行(歴史、鉄道、美食、温泉、自然)

  • MRT沿線観光やB級グルメ、ローカル市場探訪など在地密着型企画


③【需要喚起】特定ターゲット層への集中訴求

▶ 特に反応が良い層を見極めてアプローチ
  • シニア層(時間と予算あり)

    • 温泉、美食、ゆったりプラン、介護フレンドリーな内容

  • 女子旅(SNS映え、グルメ、カフェ、夜市)

  • 親子旅/三世代旅行

    • 小籠包作り体験、動物園、九份などファミリー向け企画

  • インセンティブ旅行/視察旅行(企業様向け)


④【DX活用】SEO+SNSの強化

▶ 情報を“届ける力”の再強化
  • SEO:検索ニーズに合った情報発信

  • SNSでのファン形成:FacebookやInstagram、pinterestなど

  • 関連情報・現地情報の定期発信(航空会社情報・現地情報など)


⑤【他社と差別化】“台湾専門”を徹底活用

▶ 選ばれる理由を明確に
  • 他社にはない「台湾愛」や「台湾人とのつながり」

  • 手配力・対応力・現地ネットワークの強み

  • 最新の現地トレンド・ニュースを紹介するブログ/メールマガジン


✅ 補足:今後の市場動向と可能性

  • 2025年後半〜2026年に向け、円安安定・パスポート更新ラッシュで多少の回復期待あり

  • 各キャリアの新規就航・増便・地方空港路線の復活で新たな市場が生まれる可能性

  • 台湾は引き続き「安全で親日」「食・文化の魅力」など強みが多く、再訴求しやすい国